ナースかみやの子育て日記

男勝りな女の子と、女の子みたいな男の子を育てている看護師ママのブログ

鼻から胃カメラのコツ

12時間夜勤に悩んでたら、すごく胃が痛くなって、もしかしたらガンじゃないかと思って胃カメラを飲んできました、かみやです。どうも。

 

看護師なので、胃カメラの患者さんをみるのは何回もあるんです。

でも、自分が飲むのは初めて

痛くないのかなー

苦しくないのかなー

オェってなるのかなー

 

…なんて不安になって  スマホの画面にヒビが入るほどググりました(笑)

 

そのコツを私と同じように不安に思ってる人が読んでくれたらなーと思い書いています。

 

胃カメラの詳しい説明は置いといて。

 

前処置といって、カメラを飲む前の麻酔から

 

①  まず、鼻に麻酔をします。

麻酔といっても針を刺したりするのではなくて水薬のようなもの。看護師さんがスポイトに入れて持ってきます。量は分かりませんが、小さいスポイトです。胃カメラをどちらの鼻の穴に入れるか分からないので両方の鼻に麻酔をします。座った状態で、すこし背を後ろにそらし(私の場合は壁にもたれた)看護師さんが鼻の中にスポイトを差し込み水薬を入れます。この時のコツは『息をとめる』こと。息をすると間違いなくむせます( ;∀;)

わたしは飲むのに抵抗があったので、なかなか飲み込むことが出来ず、しばらく鼻の中にためてました。勇気を出して鼻から水薬を飲んだ訳ですが、言うならば、鼻から海水を飲んだ感じ。すこししょっぱくてすこし苦い。そしてノドがガサガサした感じになりました。これを数分後にまたやって、合計3回繰り返します。

 

②  胃をキレイにする水?を小さい紙コップ1杯飲みます。

白い紙コップに入ったカルピスをかなり薄めた感じの色の水で、すこしとろみがついています。(←そう感じた)味はしないけれど、水じゃないだろってわかる感じ。。味わうのも嫌だったので一気にゴクゴク。5回ほどゴクゴクしたらなくなる量です…言葉の引き出しが少なくてすみません(/ _ ; )

 

③  再び鼻から麻酔をします

今度は さっきの海水ではなく、キシロカインというゼリー。これまた看護師さんがスポイトに入れて持ってきます。鼻からスポイトを差し込み鼻の奥へチュッと入れます。ゴクッと飲んだその瞬間から喉が腫れたような感じで息がし辛くなります。言うなれば首をソフトにしめられている感じ。(実際経験したことないですけど 汗)麻酔が効いている証拠なので安心してください。ここでのコツは鼻から息を吸うことです。鼻から息を吸うとスーッと通るのがわかります。喉の圧迫感はとても苦痛ですが、この後の胃カメラ後には軽くなっています。それまでの辛抱です。

 

④ そして、いよいよ胃カメラです。

検査用のベッドに左を下にして寝ます。

先生が軽く胃カメラを鼻に入れ、どちらの鼻が通りやすいかをみます。わたしは右になり、そこから一気に胃カメラが入りました。あっという間にノドまでカメラがきて、「はい、飲んで」の合図でカメラをごっくん。ここで最後のコツです。カメラをごっくんしたあとは口を開けて唾液は垂れ流す!!これ大事です。

唾液をごっくんしてしまうと、ノドの奥にカメラが当たりオェっとなります。それを起こさないようにするため垂れ流すのです!!検査中は下に吸水パットみたいなのが敷いてあるので、大いに垂れ流して良いのです。

 

検査中はカメラで胃が押されたり、不快感はありますが、上記の方法で難なく終えることが出来ました。

 

ちなみに、わたしの胃はとってもキレイで、十二指腸に小さな潰瘍がありました。

 

カメラ後は、すこし鼻血が出たくらいで済みました。ただ、鼻からノドが麻酔でぼんやりするためか、帰りの車が眠たくて眠たくて仕方がありませんでした。ご自分で運転して帰られる方がいたら、それだけはお気を付けくださいね。

 

それでは、これを読んでくださった方が胃カメラを楽に飲めますように。応援してます。